今年こそ大出公園の桜を見るんだと強い気持ちで白馬村に向かったのはいいけど、時間が余ったので、ちょっと白馬村を見て回ることを思いついた。(大出公園の桜については記事を更新しますのでお待ちください)
白馬村のスタバで観光名所を調べてみたけど、登山やスキーに関する紹介が多くて、どうにも食指は動かずじまい。。。それならばとネットに無いなら自分で探せばいいの精神で、GoogleMapを駆使し個人的に良さそうなところをいくつかピックアップしてみた。
白馬村に関してはウインタースポーツのメッカぐらいしか知らなかったので、見るもの全てが真新しくて、年柄もなく興奮しっぱなしという。(なぜ今までやらなかったのかちょっと後悔。。。)
ルートとしては大出公園から白馬大橋、松川河川公園、木流川散策路、玄蕃稲荷社、白馬オリンピック大橋、ホテルアベスト白馬リゾートそばの堰堤の順で周りました。
白馬大橋
まず初めに向かったのは「白馬大橋」。白馬で一番人が訪れると橋だと思う(橋に人が集まるってどういうことだ笑)
橋のたもとに車が停めれるスペースが7,8台ぐらいあるがトイレらしきものは無い。白馬大橋の真ん中から白馬連峰を綺麗に望めるけど、どれが白馬三山なのかわからなかったのがちょっと悔しかった。
白馬大橋の下を流れるのは松川という川で、上流で白馬連峰を源流としている2つの川、北股入と南股入が合流して形成されている。この松川は大出公園を流れている姫川に合流して、そのままに糸魚川で日本海にそそぐが、姫川の支流となる松川のほうがだいぶ立派に見えるのは面白い。

白馬連峰と松川の風景を写真に収めようとちらほらと観光客がいたので、この素晴らしい景色を落ち着いて堪能できる場所はないかとキョロキョロとしたら、下流に少し歩いた場所に素敵なポイントがあったのであわせて紹介しておく。
桜の木が一本ポツンと生えていて、そこからみる白馬大橋と山々がとても綺麗でした。河原に降ることもできて松川と白馬大橋、白馬連峰を一緒にファインダーに収めることでき大満足。

松川河川公園
一本桜がある場所から松川の下流方向に進むとちょっとした広場が見えてきます。遊具やトイレなど何も無い場所ですが、水路と芝生、そして松川と白馬連峰がうまく調和していて余計なものを何も感じさせないのが心地よい。
公園を散策してちょっと気になったのは松川や水路の水がやたら白く濁っていたこと。4月ももう終わる時期だったので雪解けの影響かなと想像したいた。透き通っていればもっと良い風景だったと思うと少し残念。。。
https://www.vill.hakuba.lg.jp/material/files/group/9/suidubijyon.pdf
帰ってからも気になっていたので、調べてみるとどうも白く濁るのは上流の崩落が原因だとか。それで水道水の供給がストップすることもあるので嬉しいものではないのか。






木流川散策路
白馬の散策で1番のオススメポイントはここ木流川散策路。よく行く白馬のスターバックスから車で数分の場所にあるのでテイクアウトしてここで飲んでもいいかもしれない。
木流川散策路には10台ほどの駐車場とトイレが用意されているのはありがたい。水遊びした後にトイレの手洗いでで軽く足を流すぐらいはできそう。ただ案内に出ているように夜間は使用できないので車中泊には適さないと思う。

散策路に流れている木流川はもとは江戸時代に作られた農業用水路で、先に紹介した松川から取水して、周辺地区の水田に水を供給したのち、大出地区で姫川に注ぐそうです。(白馬の川や水路は基本的に姫川に注ぐのかな)



駐車場からすぐに川に降りることができる。ここで水遊びしてるだけでいいかもしれない。


駐車場から小さい橋を渡ると遊歩道と四阿がある。ここから見る風景は大出公園に匹敵するほどのもので、小川、田園風景と白馬連山の景色という白馬の良さが凝縮された絶景を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごせると思った。(親水公園に行かなかったのが後悔。。。)

橋を渡った先に「らくだ山」と呼ばれる原っぱがあり、そこで外国の親子連れがピクニックをしていたのは印象的だった。都会でせせこましく生活しているせいか、ああいった時間の使い方があるのを久しく忘れていた気がした。
「木流川と親しむ会」と呼ばれる地域の有志活動にて草刈りや清掃が行われて景観の保護に勤めているとのことです。本当に頭が下がります。






玄蕃稲荷社、北城地区の田園風景
長野県道33号を使って帰路についていた途中に見つけた水路と桜の木。水路と桜、白馬連峰がいい感じに絵になっていたのが印象的。この季節なら車を停める価値はあります。



白馬オリンピック大橋
平川にかかる大橋。無料駐車場とトイレがある白馬の隠れた良スポット。橋から平川と白馬の山々を鑑賞を楽しむこともできるし、ちょっとした休憩にも使える。松川河川公園と同じように何もないことを楽しむ場所。この旅で発見することができたのはよかった。



エイブル白馬五竜スキー場そばの堰堤
犬川にある巨大な堰堤。スキーはまったくやらないけど白馬で有名なエイブル白馬五竜スキー場がどんなところか見てみようと思い、立ち寄ったその帰りにたまたま見つけたのがこの堰堤。名前はわからなかったが運転中の車の中からでも聞き取れるほどの轟音がしたのでたまたま見つけることができた。
轟轟と大きな音が鳴り響いてほんの少し恐怖を感じましたが、白馬連峰の雪解け水だと思うとここにも春が来てるのかとすこしだけ朗らかな気持ちになった。
これだけ凄まじい勢いで流れてる川なので魚なんていないだろうと思っていたら、すぐそば釣りをしている人を見かけた。こんな環境でも魚がいるのかと感心した。

あてもなく散策したことで白馬がどうして自分をここまで惹きつけるのその意味が少しだけわかった気がする。今回で三度目の来訪となる白馬だが、何回も来てるからこそ余裕をもって探索ができると思った。初めてだとあれも見なきゃ、となって時間に追われるのでいいと思った場所は何度も訪れるのがいいのだと。回数もそうだけど季節を変えてみるのも面白いかもしれない。次白馬に来るなら秋かでれば冬に一度訪れたい。それではまた。
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