
どうもこんにちは、zunです。
紅葉の季節に長野県と新潟県を十分に堪能したので、今度は群馬県に行ってきました。
今回は自分にとってはお馴染みの四万温泉に向かう途中の東吾妻町にある『箱島湧水』という湧水スポットを見てきました。
前に『観音山不動滝』を紹介した時に書いたのですが、通り道としてスルーされがちなこの東吾妻町の中では有名な観光スポットで、実は前から気になっている場所でありました。
(結果として、もっと早く行けばよかったと少しだけ後悔…)
箱島湧水の駐車場とトイレは綺麗で使いやすい

国道353号から裏道に入ると斜面に立つ閑散(というよりは少し元気の無い)とした住宅地を進むことになります。しばらく進むと一つ目の駐車場である『箱島湧水観光駐車場』が見えてきます。
こんなところに湧水地があるのか、少し不思議に思いましたが、これまで見てきた『大滝湧水公園』や『陣場の滝』もたしかにこういった場所にあったなと。
山奥に入れば入るほど立派な滝を拝めるのと違って、湧水は人家のあるすぐ近くに現れるので、自分にとってはこれが湧水巡りの面白しさの一つかもしれません。

箱島湧水の駐車場は2つあります。手前にある駐車場は10台以上停めることができるスペースを持ち、嬉しいことにトイレも併設されています。
今回訪れた時期が冬季の1月だったのせいか、トイレは閉鎖されていましたが、外から見るかぎりだと綺麗なトイレだなと思わせる外観で問題なさそう。
奥のほうにもう一つの駐車場がある


トイレがある駐車場をさらに進んだ先にもう一つの駐車場、『箱島湧水駐車場』があります。
どちらの駐車場を使っても歩く距離は変わらないですが、こっちは入り口が狭くて少し使いづらいので、トイレがある一つ目の『箱島湧水観光駐車場』を使うのがよいかと。


箱島湧水へ



箱島湧水は環境省の『名水百選』に選ばれていますが、このブログだと『大滝湧水公園』や『安曇野わさび田湧水群公園』と同じです。
名水百選は地域住民による保全活動があり、実際の保全状況などを基にして選定されていますが、たしかにどこも素敵で、時間があれば全国すべてのスポットを周りたいぐらい。
ちなみに登り旗にはホタルが描かれていますが、これは箱島湧水を源にする鳴沢川の下流でホタルを鑑賞できるからです。毎年6月中旬から7月中旬が見頃とのことなので、機会があれば訪れてみたいと思います。



箱島湧水の駐車場から湧水地までは歩いて4、5分ほどで到着。
まず目につくのは古めかしい石組みの構造物。堰堤のように見えるけど実はロックフィルダムという発電用のダムで、今から100年以上前の1910年(明治43年)に稼働が始まり、今はその役割を終えて当時の姿のままで残っているとのこと。
これだけの水量をただ流しておくにはもったいないのか、下流のほうでは今流行りの小水力発電として再活用されています。

ダムの上から箱島湧水が勢いよく流れている様子を眺めることができます。
本当かどうか定かではないですが、遠く離れた榛名山に降った雨水が時間をかけて湧き出てきると言われる箱島湧水。それでも日量3万トンという湧水量は、郡馬には数多くの湧水ポイントがある中でも群を抜いています。
実際に見る姿は壮観で、勢いよく流れ落ちる湧水には『山雀の瀑』という滝の名前がついています。


家に帰ってから色々と調べてみましたが、意外にも群馬県で箱島湧水ほどの水が湧く場所が実はないんだなと感じました。
個人的には群馬県にもっと湧水スポットがあってほしいのですが、どうにも恵まれていないのか、ちょろちょろとした量が湧く場所ばかりです。
静岡や山梨、長野は富士山、北アルプスや八ヶ岳のおかげで豊富な量が湧き出る場所がありますが、群馬は地形・地質のせいなのかこのあたりが弱い。





箱島湧水の周囲を散策してみました







箱島湧水、良かったです!
まあ欲を言えばロックフィルダムの下まで降りることができたらなお良くて、勢いよく流れ落ちる湧水をもっと近くで見てみたかった。
またブログを書く中で、箱島湧水の水が養殖や発電、そして飲料用水にと多岐に渡って活用されているのがわかりました。
ちなみにですが企業が加工した箱島湧水の水を飲料水としても販売していて、たまたま中之条町のスーパー、『JA全農Aコープ JAファーマーズあがつま店』で見かけることができました。


もし関東から四万温泉や草津温泉の方面を旅行する方は、箱島湧水はその通り道にあるので訪れることをオススメします。
それではまた!

