去年の10月に北杜市の滝巡りをしました。大門川にかかる「大滝」「宮司の滝」の紹介です。(残り一つは「千ヶ滝」)
最初に訪れた「吐竜の滝」に続いて、まずは大門川にかかる「宮詞の滝」を見てきました。
吐竜の滝と同様に川沿いを散策しながら滝を目指すことができますが、あちらほど道が整備されていないので歩きは少し大変でした。というのもスタート地点からアップダウンはなく平坦な道を歩くことになりますが、無造作に置かれた石を使い川を渡ったり、鎖場があったりなどなかなかにスリリングな道のりです。。
駐車場は「ヴィレ千ヶ滝」に500円を払えば「千ヶ滝」と合わせて見ることができます。ただ今回は用がなかったので停めれそうなスペースに駐車しました。こんなスペースなのでトイレはありません(ヴィレ千ヶ滝の駐車場にはあるかもしれない?)
宮司の滝を見てからは車で10分ほどの場所にある「大滝」に向かいました。
大滝は駐車場から5分とかかららずに一の滝、二の滝と見て回れるのでさくっと見れる滝。欠点を挙げるとしたら、トイレが無いことと橋が朽ち果てて冗談抜きに怖いことぐらい笑
まずは宮司の滝へ【駐車場△・トイレ×】
駐車場

駐車場が無いので上の写真の場所に駐車するか、「ヴィラ千ヶ滝」にお金(500円)を払うかの二択になります。(zunは千ヶ滝には行かなかったのでこっちに停めました)
滝までの道のり
車を停めた場所から橋を渡った先に宮司の滝の入り口はあります。このスタート地点から15分から20分程度で滝にたどり着けますが、土や岩の上を歩き、鎖場があるので最低でもスニーカーが必要かと思います。


途中で小川を渡渉する場所がいくつも出てきます。橋も案内看板同様に年季がかかっていて、丸太組んだ橋もあれば、そのへんの石を置いただけ箇所もあります。歩くのが少し心配でヒヤヒヤしましたが、こうして写真で見てみると仰々しくない作りでうまく風景に溶け込んでいると思いました。足るを知るってことですかね。


実はこの景色が宮司の滝で一番気に入ってます。小川が大門川に注いでいて、その2つの川と囲まれている広場との組み合わせに妙に心が落ち着きます。同じ北杜にある「村上六ヶ村堰疏水」もそうなんですが、水と地面に高低差が無いのがいいですね。ちなみに写真に映る渡渉箇所は鎖場と並んで宮司の滝の難関ポイントになります笑(石がぐらぐらして川に落ちそうでした。。。)

ちなみにこの小川を渡った先を左に進むと名もない滝を見ることができます。写真からだとボサに覆われていて見た目はあまり良くないですが、足元までしっかりと水が流れ落ちてきていて見ていて気持ちが良かったです。


滝への道中終盤で金属と木でできた橋が見えてきます。いたって普通の橋ですが、ここから見る景色が印象的だったのをよく覚えています。(写真が見つからなかったです。申し訳ありません。。。)


個人的にベストショットだと思っている大門川渓谷の一枚。この大門川は先に紹介した「吐竜の滝」が流れる川俣川と合流して須玉川となって釜無川に注ぎます。
渓谷と言われているがネットでは散策というよりは渓流釣りのほうが有名のよう。そういった背景もあってか自分たち意外に人もいなく、おかげでゆっくりとした時間を過ごすdことができました。このあたりは流れも穏やかなので夏はちょっとした川歩きができそうな気がします。

橋を渡った先には宮司の滝の難関ポイントが待ち構えています。急勾配の階段を上ったら今度は鎖を使い岩場を下ることになります。鎖場のすぐ横は崖となっているので本当に注意が必要です。また階段を上り、鎖場に移動する境目は足場が窮屈なので焦らずにゆっくりと鎖を確保してください。



宮司ぐうじの滝
宮司の滝はこじんまりとした三段の滝。一番上段の滝でも5mぐらいで、全体的にそこまで大きな滝ではないです。写真は川にかかる橋の上から撮ったものですが、橋の先は行き止まりで滝壺まで行くことはできません。
こうやって写真から見ると少し迫力に欠けるかもしれませんが実際に見ると勢いよく流れる水の音がしてそうでもなかったです。(だからこそ近くまで寄れないのが残念。。。)


気軽に楽しめる散策路を持つのが宮司の滝でした。駐車場とトイレが無いのが残念なところですが、滝を見て帰るのに40分ほどで済むので、さくっと見て千ヶ滝と大滝に行くのがいいかと思います。
ということで大滝の紹介になるかと思います。それではまた!
次は大滝へ【駐車場⚪︎・トイレ×】
駐車場

駐車場は全部で8台停めれるスペースがあります。ただ宮司の滝と同様にトイレはないです。。。


入り口のすぐ近くに立っている案内看板。親切にも滝の情報が記載されているのはブログを書く人間にとっては地味に嬉しい。一の滝が高さ14mで幅が4m、二の滝は高さ16mで幅3.5mとのことでなかなかのサイズ感に期待大。
入り口からは一の滝、二の滝まで下りとなります。それなりに勾配はありますが、階段が整備されているので登り下りはしやすかったです。


大滝 一の滝
道から外れたところに入っていかないと一の滝はしっかりと見れなかった。滝を見るために進む道は足元が狭く、かなりスリリングになるので注意が必要。暑い季節なら川にじゃぶじゃぶと入って近くまで寄れるのかなと。


大滝 二の滝
この大滝の主役は二の滝だと思います。橋の上から真正面を捉えることができ、勢いよく落ちる大門川の水をゆったりとした空間の中で楽しむことができます。黒に近いダークグリーンな水面と黒茶の岩肌とが薄暗い雰囲気を醸し出していますが、新緑や紅葉の季節はまた違う顔を見せるのではないでしょうか。

二の滝を見るために渡る橋ですが、2024年の11月時点で歩くことをだいぶ躊躇うほどに損傷していました。。。映画なんかだと足が抜けてピンチになる感じがする穴が開いてます。。。



大滝は北杜でお手軽に見れるので行くとこに困ったら行くかんじの滝でした。大門川の三滝は近い距離にあるので見て回るのが簡単でうれしいですね。それではまた!
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