太郎次郎滝と夏狩湧水群【山梨県都留市】 〜 住宅地ではありえないほど素敵な滝

太郎次郎滝

どうもこんにちは、zunです。

4月の中頃、山梨県都留市の夏狩地区にある太郎次郎滝に行ってきました。どうしてこの滝を選んだかというと、住宅街の裏手と立地にあるにもかかわらず、珍しい潜流瀑を見ることができるからです。

太郎次郎滝がある夏狩地区はあちこちから富士山からの豊富な伏流水が湧き出ていて、夏狩湧水群の名称として知られて、『平成の名水百選』にも選ばれいます。太郎次郎滝もその湧水を源としています。

山梨県の都留市についてお勉強

太郎次郎滝の話に入る前に山梨県の都留市について簡単に説明させてください。ちなみに自分の事前知識は大月と富士吉田の間ぐらいにあって、都留文科大学がある街ぐらいの認識でした…

ほとんど山だけど滝のある街はだいたいこんな感じ

勉強がてら地図に起こしてみるとこんな感じで赤い線で囲ったところが都留市。

なんかほとんど山しかなくて大月から富士吉田方面に向かう通過地点になりがちな気してならないけど、今回の旅で立派な目的地になることがわかりましたので、それを詳しく説明していきたいと思います。

太郎次郎滝の駐車場

太郎次郎滝の駐車場
太郎次郎滝の駐車場。平らで広くて使いやすい

太郎次郎滝には7台ほど停めれる無料駐車場が用意されています。ありがたいですが駐車場にも滝にもトイレは無いので、事前に済ませてるのが望ましいかと。

この駐車場については都留市の公式ページにも丁寧に記載されていますので、そちらも参考にしてもらえれば問題なく辿りつけるかと思います。

https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/sangyo/shoko_t/2/1369.html

太郎次郎滝までの道のり

案内看板に従って駐車場前の道路を真っ直ぐ進めば、迷うことなくに太郎次郎滝に辿りつけます。

道中、とんでもない勢いよく水が流れる水路が目にしました。冒頭で少し紹介しましたが、このあたりは『十日市場・夏狩湧水群』といって、富士山からの湧水が出ている地域として有名です。この水路もその湧水が流れているだと思います。

太郎次郎滝へ道
騒がしいぐらいの音を立てて水が流れていた水路

先に進むと道標が家家との間を進むように指示してきます。こんな住宅地の裏手に滝があるのかとだいぶ戸惑いました。

太郎次郎滝への道
普通の民家の脇を通る滝って他にあるかな?
太郎次郎滝への道
狭い路地の先に太郎次郎滝があるという

駐車場から太郎次郎滝までは住宅街の舗装された道をひたすら進むのでアクセスに関しては抜群に良いです。ただこのブログで紹介している滝のほとんどは駐車場から山道を進んで向かうので、街の中を歩くことに少し違和感を感じましたね。

太郎次郎滝

太郎次郎滝
左が次郎で右が太郎の太郎次郎滝

昔、夏狩のある家に太郎、次郎という兄弟の賊が入り村の人たちに見つかって追い詰めれられ、二人とも北の崖から飛び降りて死んだ。太郎の飛び降りたところの滝を太郎滝、次郎が飛び降りたところの滝を次郎滝という。

現地の案内看板より

太郎次郎滝は柄杓流川(しゃくながれがわ)に注ぐ潜流爆です。崖の上で湧水が出て、それが滝となって落ちてきてるようです。

手前が次郎、奥が太郎でどちらも落差は10mほど。太郎のほうが水量が多いのは冬も春も変わらないです。(滝の上部がどうなっているのかすごい気になる)

太郎次郎滝
水のカーテンのように至るところから湧水が滝となって流れ落ちていた
太郎次郎滝
富士山からの豊富な湧水がこの景色を作りだしている

写真だけ見ると太郎次郎滝は潜流瀑というちょっと珍しい滝というだけで、そんなに変わり映えの無い滝に思えます。

太郎次郎滝も夏狩湧水群の一つに数えられていて、この場所では太郎次郎滝以外にも至るところで水が湧き出ていて、ちょっとよその滝では見られない神秘的な景色を目にすることができます。

太郎次郎滝
太郎次郎滝から下流を見ると至るところで湧水が出てるのがわかる

正直、住宅地のすぐ裏手にこれだけの滝と湧水があることにかなりの感動を覚えましたね…

夏狩湧水群

夏狩湧水群では太郎次郎滝の他にもお寺の中の湧水地やワサビ園など水を楽しめるポイントがあったので、ついでに覗いてきました。

https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/sangyo/shoko_t/2/1385.html

夏狩湧水群馬の案内看板
至るところに湧水地があり、湧水好きには聖地のような場所

長慶寺

長慶寺の敷地内に湧水池があります。太郎次郎滝と同じように澄んでいて、梅花藻も自生していました。

ここを起点に周囲の湧水ポイントを散策するのが都合がいいです。(駐車料金はかからないですが、一応お賽銭箱に気持ち程度の金額を入れておきました)

あとお寺カフェがあるんですが、今回は営業時間前だったので見ることできなかったです。

長慶寺の湧水池
長慶寺にある湧水池の水質はとても綺麗
長慶寺の湧水池
梅花藻が生えていた
長慶寺の湧水池のそばにある手洗い場
手洗い場かな

長慶寺の向かいの湧水池

長慶寺の向かいにある湧水池
長慶寺から道路を挟んだ場所にも湧水があった
長慶寺の向かいにある湧水池
ここにも梅花藻が

長慶寺の向かいにも水がチョロチョロとですが湧き出ていて、池もありました。

長慶薬師霊命水源

長慶薬師霊命水源
ちゃんとした施設になっているのがいい
長慶薬師霊命水源
ここも梅花藻がたくさん生えていた
長慶薬師霊命水源
溶岩の隙間から湧水が出てるのが面白い

長慶寺から歩いて2、3分の場所にある水源地です。

富士山の溶岩地層の間から湧水が滲み出ているのを見ることができ、とても面白かったです。同じ富士の溶岩から滲み出ている陣場の滝とどことなく雰囲気が似ています。

富士山の湧水についてちょっとだけ理解が進んだ気分になりました。(何事も現物を目にするって大事ですね笑)

周辺情報

太郎次郎滝と夏狩湧水群を楽しんだあとは都留市市役所近くにある『荻窪』といううどん屋でお昼を済ませました。富士吉田のうどんを提供してくれてます。

麺は太め、量多め、値段抑えめでたくさんの人がひっきりなしに訪れてました。コスパを求める人にはおすすめです!

太郎次郎滝は見応えがあって、無数の伏流水が崖から落ちてくるのは幻想的で見ているだけで気分が落ち着く場所でした。

また夏狩湧水群の湧水ポイントも充実していて、とても楽しく心が踊りました。個人的には都留市は三島市に次ぐ湧水の町かな思いますので湧水好きな方は一度は訪れてみてください。

次は近くの西桂町にある神鈴の滝に紹介したいと思います。それではまた!

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