【群馬県みなかみ町】照葉峡で紅葉狩りと滝巡りを味わう【駐車場△トイレ×】

どうもこんにちは、zunです。

紅葉シーズンはどこに行っても人混みですね。。。普段は閑散としている滝もこの時期は多くの観光客がいるので、ゆっくりと見て回るのがむずかしいです。

そういうことでそれなりに多くの滝を訪れた(と思っている)筆者ですが、紅葉の時期の滝巡りはあえて外してました。

ただそうなると紅葉の時期は全く外に出なくなるので、「こんな場所にはそんなに人はこないだろ」と思う、どう見てもアクセスに難がある場所に狙いをつけてみた結果、群馬県みなかみ町にある「照葉峡てりはきょう」に行くことに。

今回訪れた照葉峡の大まか位置です。後ほど紹介しますが思ったとおりの秘境です笑

さっそく照葉狭の紹介に入りたいのですが、その前にみなかみ町周辺の地理について簡単に紹介させてください。

初めて訪れた場所の地理は自分なりに理解をしたいのですが、それ以上にみなかみ町の第一印象が『本当にここは新幹線と高速道路がある町なのかと。。。!?』と

水上ICあたりからでしょうか、巨大な壁として行手を阻むかのように険しい山々が目の前に見えてきます。その正体は谷川岳を中心とした「三国山脈」です。(三国というのは群馬県、新潟県、長野県の三県のことで、その県境に山脈が走っています) 

上の絵の赤い点線は三国山脈の稜線上に走る「上越国境」と呼ばれる県境で、「上」が上野国(郡馬)、「越」が越後国(新潟)の頭文字から来ています。

峻険な地形であることを物語るこれ以上ない事実として、新潟県と群馬県の間にあるこの『国境』を車で越えることができる道は、三国峠の真下を走る「新三国トンネル(三国峠ルート)」と谷川岳近くの「関越トンネル(清水峠ルート)」の2つしかありません。(もっと言えば関越道は有料道路なので群馬と新潟を結ぶ下道は1つしかない)

本当にそうなのか、他に道はないのかと半信半疑で調べてみると、まずは今回向かった照葉峡を走る群馬県道63号は利根川源流の深い山と尾瀬に阻まれているので新潟県を越えることができない。

それならば新潟県と群馬県の両方から伸びている国道291号線はどうかというと、これも途中で三国山脈に阻まれている。(一応繋がった国道扱いらしく、界隈では有名な酷道らしいです)

自然の要害と化している三国山脈

道の駅 みなかみ水紀行館で秘境に入る前に準備を

旅に話しを戻しますと関越道を進んで水上ICを降りてからは「道の駅 みなかみ水紀行館」に立ち寄り、腹ごしらえとトイレ休憩。

この先はコンビニやスーパは無かったので食事や買い物で立ち寄ることをおすすめします。

道の駅の食事処としては値段を普通
690円の唐揚げとおにぎりのお弁当はボリューミーでコスパがよかった

裏見の滝(宝来の滝)にちょっと寄り道

関越自動車道の水上ICから県道63号を使い照葉峡に向かう途中に「裏見の滝」なる滝を見つけました。照葉峡に向かう本来ルートから10分ほどでたどり着くので、ちょっと寄り道すること。

裏見の滝には駐車場とトイレがある。ありがたいけどこんな山奥にしては整備されすぎな気がする。。。

裏見の滝の駐車場。山奥ながら平坦で広いスペースがあることに良い意味で驚き
道路を挟んだ反対側にも駐車スペースがある
駐車場に隣接しているトイレ
水洗式なのか綺麗で使うのに問題はなかった

こんな山奥も山奥だから人なんていないだろうと高を括っていたら、なんと駐車場はほぼ満車状態。裏見の滝はそんなに人気なのかと思い、恐る恐る車を降りてみると、他の人たちはしっかりとした登山装備で、自分とは違い方向に歩きだしている。

もしかしたらここは登山口なのかなと、Googleマップを見ると彼らは「武尊ほたか山」に登ろうとしてる人っぽい。(日本百名山の一つだから人気なのかな)

なんだかすこしだけ安心して裏見の滝へ進むと、たしかに自分たち以外の人はいませんでしたね笑

古めかしい裏見の滝の案内板
駐車場からすぐに裏見の滝の遊歩道につながる
平坦で歩きやすい遊歩道

駐車場から裏見の滝の滝見台までは10分ほど。道中も遊歩道が整備されているので、体力的にそんなにキツくなかったです。

滝見台に着く前に裏見の滝が見えてくる

案内看板によると裏見の滝は落差が50mとのことで、滝見台から見る裏見の滝はその雄大さが伝わってきて満足度は十分。

滝見台からは落ち口から滝壺まで一望できますが、筆者は岩肌の質感とその下に広がる緑の絨毯とのコントラストが好きで、乗鞍高原にある「番所大滝」に似ている気がします。

滝見台から見た裏見の滝。どうやら名前の通り滝の裏に行けるらしい。

また裏見の滝には裏に続く道があるみたいですが、それらしい道は崩落して閉鎖されてました。(裏見ができないならもう裏見の滝という名前は使えないんじゃないかなとー。。。)

たぶんここから滝の裏に続く遊歩道が始まる
他の道はないかと一度駐車場に戻り、武尊神社に向かってみると
やはり別の遊歩道の入り口があった。ただ塞がれていたのでもう裏側に行けないのか
武尊神社の鳥居と境内

吹割滝、棚下不動滝や嫗仙の滝など群馬県の色々な滝を見て周りましたが、それらと比べても裏見の滝はまったく劣っていません。

ただどうも知名度と人気がないよう思えるのは、ひとえにアクセスの悪さか、周りに他に何もないからなのか。穴場スポットとして人知れずにある滝も良いものですが、少し勿体ない気もしますね。

照葉峡のはじまりを告げる胴元の滝

奈良俣ダムへ続く道沿いに停めれそうなスペース

照葉峡に向かう途中にある奈良俣ダムの近くに「胴元の滝」があります。奈良俣ダムに続く道沿いに車を停めましたが、たぶん間違いで橋を渡った先にあるスペースを使うのが正解。

胴元の滝の真横にある駐車スペース。こっちを使うのが正しいです

車を降りるとすぐに滝の音が聞こえてきて、意気揚々と音に導かれると落差3〜4mほどの段瀑を拝むことができます。

滝見台から望む胴元の滝

このときは川の水量が少なかったのか、滝の落ち口はキュッと狭まっていました。

橋の上から見た胴元の滝
胴元の滝の落ち口。水量が少ないとはいえ、さすがにこの距離だと迫力がある

胴元の滝の滝壺の先は見事なまでに垂直に切り立っている崖があり、風情を感じる人もいるかもしれません。筆者はこれほどまでに綺麗な崖と川の組み合わせを見慣れないので、ちょっとだけ奇妙に思えました。

どういう仕組みでこうまで垂直に侵食されるのだろうか
橋の左側から下に下りることができたので、運動に自信のある人は挑戦してみてもいいかも

照葉峡には11の滝があるそうですが、実はこの胴元の滝はそれには含まれていません。それでもこの滝を見ると、これから向かう照葉峡にいやが上にも期待してしまう。

奈良俣ダム側からみた胴元の滝。穏やかに水が流れていた姿も素敵
奈良俣ダム。なだらかな斜面を持つロックフィルダム

奈良俣ダムの資料館にはトイレがありますので、心配な人は借りたほうがいいかと思います。というのもこれから先、照葉峡には公衆トイレの類は一切ありません。大事なことなのでもう一度言いますが、本当に何もありません笑

照葉峡にある11の滝たち

木ノ根沢にある照葉峡と呼ばれる渓谷には小ぶりな滝が11箇所あります。Googleマップを頼りにして、照葉峡の滝を散策をしましたが、いくつかの滝を見逃していたことが判明!(相変わらず下調べが不十分。。。)

家に帰ってから「水上高原ホテル200」さんと「みなかみ町観光協会」のHPを確認するとたしかに11の滝があります。。。

水上高原ホテル200のHPから引用:https://www.minakamikogen200.jp/sightseeing/teriha/
みなかみ町観光協会より引用:https://www.enjoy-minakami.jp/pdf/terihakyo.pdf

照葉峡の滝を下流から順番に並べてみましたが、★マークがついた滝を見逃しています。申し訳ないですが残りの滝について車を停めた場所と合わせて簡単に紹介したいと思います。

  1. ★「潜龍せんりゅうの滝」
  2. 岩魚いわなの滝」
  3. 白龍はくりゅうの滝」
  4. 山彦やまびこの滝」
  5. ★「翡翠ひすいの滝」
  6. 木精こだまの滝」
  7. 「つづみの滝」
  8. ★「不断ふだんの滝」
  9. 時雨しぐれの滝」
  10. ★「の実の滝」
  11. 「ひぐらしの滝」

照葉峡のにあるすべての滝に言えることですが、滝へとつづく道は幅は狭くて対向車とすれ違うのも一苦労です。そんな狭い場所にある滝なので、車を停めることができる場所は限られています。

また先ほど紹介した洞元の滝・奈良俣ダムから先にはトイレがありません。

そういったことが気にならない人にとっては、照葉峡の滝は車を停めた場所からはすぐの場所にあって、体力的な負担がないので魅力に感じるかもしれません。

照葉峡を流れる木ノ根沢。道路のすぐ横を透き通った水が流れている
木ノ根沢は全体的に流れが穏やか

1. 潜龍の滝

見逃しました!ごめんなさい!

2. 岩魚の滝

岩魚の滝で車を停めたスペース
照葉峡にある滝はこのような標識があるので注意深く進めば見逃すことはないと思う(自分はいくつか見逃してましたが。。。)
岩魚の滝は段になっていて、途中で二股に分かれている
滑り台のような斜面を水が流れ落ちる
このガードレールの先を進むと岩魚の滝に近づくことができた
近づいた先で見る岩魚の滝は道路から見るのとはまた違った姿を見せる
岩魚の滝の落ち口

3. 白龍の滝と4. 山彦の滝

山彦の滝と白龍の滝の駐車スペース
まずは白龍の滝。名前の由来通り白い龍がうねる姿に見立てている
白龍の滝はなかなかいい撮影ポジションが見つからなかった。。。これは下に降りないとダメか
標識の後ろに見えるのが山彦の滝
山彦の滝は落差5mほどの直瀑。形もオーソドックスで水量も十分
標識から下流側に進むと視界が開けて、こんな景色が見える

5. 翡翠の滝

見逃しました!ごめんなさい!

6. 木精の滝

木精の滝を見るの使った駐車スペース。たぶん一台分のスペースしかなかったと思う
木で遮られているが標識の後ろに木精の滝がある
落差は3〜4mほどの木精の滝。水が緩やかな斜面を流れ、そこからストンと綺麗に滝壺に落ちている
少し移動すれば木精の滝の全容を拝めます
山彦の滝ほど落差はないが滝壺が広くてよさげ

7. つづみの滝

つづみの滝は目の前に一台分の駐車スペースがあります
照葉峡で最もサイズ感が大きいつづみの滝。落差は3〜4mほどだが、幅が広いのが特徴的
道のすぐ隣に素敵な滝があるのが照葉峡の魅力の一つ
つづみの滝の上流側はナメ滝のように流れが緩やかになっている
つづみの滝の落ち口に寄ることもできる
つづみの滝にはベンチがあったので、ゆっくりと滝を楽しむことができた

8.不断の滝

見逃しました!ごめんなさい!

9. 時雨の滝

車を進めていたらふと現れた時雨の滝。止めるスペースが見つからなかったので車内からの撮影
対岸のだいぶ奥のほうから時雨の滝は始まっているように見える

10.木の実の滝

見逃しました!ごめんなさい!

11. ひぐらしの滝

ひぐらしの滝で車を停めた場所。ここは広くて使いやすかった
後ろに流れているのがひぐらしの滝。落差は照葉峡で一番大きいが、水量はいまいちだった
ひぐらしの滝のすぐ横からちょろちょろと湧水が流れ落ちていた。風情がありどことなく北杜市の吐竜の滝に似ていた
緑の季節でもっと水量があるとまたちがった滝に化けるのではないか

(おまけ)ひぐらしの滝の先で紅葉スポットを発見

この時は2025年の10月中旬。ひぐらしの滝をさらに進むと、広い駐車スペースとともに「奥利根水源の森」と書かれた標識がある場所に立ち寄ってみました。

奥利根水源の森の看板
このあたりから急に紅葉が色づきはじめていて綺麗だった

この時はこのまま奥利根水源の森を抜けて、坤六峠を駆け上がり、そのまま尾瀬戸倉温泉を回って帰ってきましたが、照葉峡の滝を見るだけでならひぐらしの滝でUターンするのが正解です。(そこから先はあまり見るものもなく、林道が続くだけであまり収穫はなかった)

みなかみ町に今回が初めてでしたが、照葉峡の他にも見る場所がありそうなので、継続して来訪したいと思います。

それではまた!

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